「100万部」売れたと言えば、あなたは何の作品を思い浮かべますか?
そもそも、発行部数100万部ってどんな作品があるのでしょうか?
印税で言えば、いくらくらい儲かっているのでしょうか?
発行部数100万部越えの作品って、何があるの?
いわゆる、ベストセラーの作品ですね。
しかしベストセラー作品には、実は種類があります。
それが、「単一書籍でのベストセラー」と「シリーズでのベストセラー」です。
単一書籍というのは、要は「それ一冊」。
シリーズはそのままの意味です。
記録に残っているもので言えば、1億部売れた書籍で言うと、
「ドン・キホーテ」
「指輪物語(第一部、第二部、第三部)」
「ハリーポッター(賢者の石)」
「不思議の国のアリス」
……などなど、今では誰もが知っているものが挙げられます。
シリーズで言えば、
「ハリーポッター」
「スターウォーズ」
「宮本武蔵(吉川英治)」
「ナルニア国物語」
などなど……これらが挙げられます。
漫画では、
「ONE PIECE」
「ゴルゴ13」
「ドラゴンボール」
「NARUTO」
などなどが挙げられます。
(小説よりも漫画の方が、もちろん読みやすさを考えると発行部数は伸びます)
最近では、お笑い芸人のピース又吉さん作の「火花」が有名ですね。
実際に計算すると、どうなるの?
では、ここからは計算です。
と言っても、計算式は単純です。
まず、印税の割合。
これはたいてい、書物の10パーセントが式として当てられます。
(つまり0.1)
それから、書籍の値段。
(週刊少年ジャンプで言えば、だいたい420円くらいが基準として)
そして、発行部数。
(これはよく、ニュースで取り上げられていますね)
(最近ではピース又吉さん作の「火花(300万部)
では、「火花」で換算してみましょう。
「火花」には、文庫版(626円)と単行本版(1296円)があります。
どちらがどれだけというのは計算上難しいので、足して2で割ります。
印税が0.1だとして、発行部数は300万部だとして、
961(円) × 0.1(パーセント) × 300万(発行部数)=2億8830万
ということになります。
100万部発行だとしても、これの3分の1だとして、
それでも「9610万円」ということになります。
まとめ
近年では、書籍はスマホの電子書籍アプリでも読めることから、書店は売上が厳しいです。
しかしそれでも、ぺらぺらとページをめくるあの感覚は、「読んでいる!」という感覚にさせてくれますね。
書籍が廃れるのは寂しいですしね。