近年では、いろんなサイトを通して電子版の漫画や小説が売られています。それは通称、「電子書籍」と言います。すでにご利用されている方も多いですよね。
ただし、印税ということに関すると、電子書籍の印税は、普通の単行本の漫画や小説と何が違うのか?理解している人は少ないようです。
紙の場合の印税の計算方法はいくらか?
小説家や漫画家には、「印税」という収入がつきものです。そのほかにも「原稿料」なども収入には入りますが、基本的に重点を置くのは印税です。
単行本の印税は、作者の実力(売れっ子)によって決まったりします。その時は、1冊あたりだいたい5~10パーセントの印税がもらえます。
これはとても有名な話です。
では、紙で販売する単行本ではなく、電子書籍の場合はどうなのでしょうか?
電子書籍の印税でいくら稼げるのか?
ここ最近で、電子書籍になった小説や漫画はたくさんありますが、ではその印税はどうなるんでしょうか?
電子書籍は紙を使わないので、もちろん紙代はなくなり、運ぶための流通もなくなります。そのため、出版社の経費は少なくなって、書店も必要ないのです。
Amazonの電子書籍コーナーによると、最初の印税率は35パーセントだったのが、最大ではなんと70パーセントの印税率が適用されるようになりました。
ですが、こうなるためには様々な条件をクリアしなければなりません。それでもコストがかからない分、手取りも増えるわけです。
電子書籍の印税のまとめ
漫画や小説の単行本を外に持ち歩く人は多いと思います。
しかし、鞄に入れておいた本が、ページが破けたり表紙が折れたりすると、どこか悲しい気分になります。電子書籍にはそれがありません。
画面を操作するだけでページがめくれたり、買ったとしても収納場所にも困りません。
また、1つの電子書籍の媒体によって、多いものでも数千冊もの本が持ち運べるので、読書家にはもってこいです。
ただし、紙の本の方が良いという方もいるのも事実です。とはいえ、これからの時代の流れを見る限り、書籍の電子化はますます進んでいくことが予想されます。
特に漫画に関して言えば、すでに電子書籍の方に軍配が上がっているようです。